精神科へ行くべき?20年間悩みを持った30代が精神科へ行った理由。

ライフスタイル

子どもの時に、何かしらのトラウマや嫌な思いをしたことがあると、大人になっても思い出してしまうことってありませんか?

過去の出来事から、人間関係に苦手意識を感じてしまい、上手くコミュニケーションが取れなくなるなど、生きていく中で問題がありますよね。

私自身も、小学生時代から中学にかけていじめにあい、先生に相談しても「いじめられるのが悪い」と言われ、親ともいざこざもあるなか育ち、大人に恵まれない環境で育ちました。

気持ちが不安定になりながらも、自分でどうにかしないといけないと思い続け、30代になりましたが、たまに自分の感情をコントロールできなくなってしまうことがあります。

「このまま自分でなんとかし続けるの、しんどいなぁ」と思い、30代でやっと精神科を受診することを決意しました。

最初は、こんなこと(でも自分的にはかなりツライ)で受診してもいいのかどうか悩みましたが、今では思いきってよかったと感じています。

では、実際に私が精神科に行ってみたこと、伝えたいことをまとめていきます。

そもそも精神科と心療内科の違い

まず、心の病気を見てもらうには、「精神科」と「心療内科」があります。
どちらも同じく心が原因で症状が出たことについて医者が診断してくれますが、大きな違いもあります。
病院へ行く前に、自分はどちらの方が適しているか判断してみましょう。

精神科

精神科は、簡単に言うと「心の中の傷」が対象となります。
例えば、「イライラする」「落ち込みが激しい」等、心の中が原因となっていて、気持ちに影響が出ていることなどです。

私は、精神科を選択しましたが、症状は「感情をコントロールできない」といったことでした。

心療内科

心療内科は、身体的に症状として表れたことに対して診てもらうことができます。
心が傷ついて、「吐き気がする」「腹痛がある」など、体になんらかの原因がある場合が対象です。

会社に行こうとしても、吐き気がして会社に行きづらくなっている場合などが挙げられます。

精神科を選択した理由

私の場合は、以下のような症状があり、精神科を受診しました。

・感情のコントロールができない。
・適した受け取り方ができない。
・コミュニケーションが円滑に取れない。

一見、「自分でなんとかできそうなことばかりじゃないか!」と言われそうですが、これまで私自身もそう思っていて、結局20年が経ってしまいました。
自分では何年経っても変わることができず、試行錯誤するにも限界がきてしまい。

そこで、思い切って、精神科の受診を選択。

例え、専門家の力を借りて何も変わらなくても、自分の性格には問題がないのかどうかジャッチしてもらえるだけで心が救われるのではないかと考え、受診に至りました。

病院内は内科の雰囲気と一緒

いざ、病院に行くと決めても、精神科ってどんな場所なのか分からないと不安ですよね。
「自分の症状で本当に行ってもいい場所なのか」「周りは重度な患者さんばかりじゃないのか」と頭の中をぐるぐる考えてしまうことも。

しかし、実際に病院へ行ってみると、待合室も受付も患者さんもいたって普通の内科のような雰囲気があります。

また、患者さんを見ていると、「きっと自分と似たような症状を持った人もいるのかな」とも思えてきます。

精神科だからといって、特別な病院ということはありませんでした。

精神科の工夫されたシステム

精神科のある病院は、内科と雰囲気は変わらないですが、精神科として工夫されているなと感じた点はありました。
私が受診した病院では、以下の内容を取り入れられていました。

・待合室では、名前を呼ばず番号で呼ばれる。
・カウンセリングも行っている。
・防音を取り入れている


調べたところ、他の病院でも取り入れているところはありますので、ぜひ患者に対して工夫されている点があるかどうかで病院を決めてみても良いですね。

また、精神科だけではなく、心療内科も同じようなシステムを取り扱っていることが多いです。

待合室では、名前を呼ばず番号で呼ばれる

精神科を受診しているところを、もしも知っている人に見つかったら嫌な気持ちにもなりますよね。
私が受診した病院では、受付で番号をもらって、診察室に呼ばれる時や会計の時は、番号で呼んでもらえます。

番号で呼ぶシステムは、他の病院でも取り入れられているところはあります。
個人情報に配慮してくれていて、大変ありがたいと感じました。

カウンセリングも行っている

精神科では、お医者さんに診てもらうことの他、臨床心理士が在籍しているところがあります。
もしも、お医者さんに診てもらって、特に薬での治療が必要ない場合は、カウンセリングを行うことも選択できます。

但し、カウンセリングを受ける場合は、以下のことに気をつける必要があります。

・カウンセリングは、医療行為ではない為、保険が効かない。
・保険診療(医者による診断)とカウンセリングは同日に受診できない。


ぜひ、気をつけるポイントを理解して、カウンセリングを受けるかどうかも考えると良いですね。
実際、カウンセリングを受けてみましたが、病院を出た後、かなり気持ちが軽くなりました。

防音を取り入れている

精神科では、防音環境が備わっていることもあり、情報漏洩しないよう徹底されています。
私が行った病院は、比較的小さな病院でしたが、狭い病院ながらも扉がしっかりしていました。
医者からも、扉を閉めることで、防音になっていると説明がありました。

精神科で話をする内容は、今まで誰にも話をしたことがなかった情報が多く、話が漏れないかどうかは重要視したいところです。
防音がしっかりしていることが分かれば、安心して話ができますよね。

防音によって、自分の気持ちを遠慮なく伝えられる環境を作ってくれているところは、ありがたいなと感じました。

精神科を受診して解決できるかは分からないが、スッキリはする

人生で初めて、精神科を受診しましたが、正直まだ完全に解決できたとは感じていません。
心の問題ですので、やはり完治するには時間がかかるなという手ごたえでした。

しかし、少しずつではありますが、前に進んできていると実感しています。
今まで一人で抱え込んでいたことも、精神について専門とする医者や臨床心理士と話をすることで、気持ちが軽くなってきました。

医者にジャッジしてもらえて満足できる

一人で悩みを抱えていると、「自分は何かの病気なのではないか」と悩みだすこともあります。
しかし、医者でもない素人があの病気じゃないか、この病気じゃないかと考えていても仕方がありません。

実際に精神科の医者と話をすることで、自分の症状をジャッチしてもらえば、「そうだったのか。」と納得できます。

医者からは、「自分では何の病気だと思っていた?」と質問されましたが、私は自分でこれかなと考えていた病名を伝えたら、それは違うよとズバッと言われてしまいました(苦笑)

医者の専門的な話が聞けて、自分で勝手に考えていたモヤモヤが解消されました。

カウンセリングを受けた後は、気持ちが晴れる

医者からの診断後、私はカウンセリングを受診することを決意。
カウンセリングは、臨床心理士さんと1対1の環境でざっくばらんに話をしていく為、自分が今まで思っていたことをすべて打ち明けることができました。

家族にも、友人にも相談してこなかった内容を、初めて人に打ち明け、まるで荷物が軽くなったような気持ちになれました。

また、私は、同じ女性との方が話がしやすかったので、女性のカウンセラーにお願いしました。

しばらくは、通うことになりましたが、今では習い事に行くような感覚でカウンセリングの日が待ち遠しいです。

おすすめの本

カウンセラーさんからおすすめされた、平木典子さんの『アサーション・トレーニング』です。

アサーション・トレーニングとは、自分も相手も大切にした自己表現を取る為にトレーニングしていく方法です。
私のように円滑にコミュニケーションが上手くできないことに悩んでいる人にとっては、人とのコミュニケーションを取る為のトレーニングになります。

平木さんの本は、アサーション・トレーニングの教科書と言える内容であり、これから自己表現の仕方について学んでいきたい人にはおすすめです。

私も、まだまだこれからですが、アサーション・トレーニングに励んでいます。

自己表現する感情から変えていきたい人は、ぜひ読んでみてください。

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